DS MAX 日本の労働マルチのおはなし
ご無沙汰してます！
最近の寒暖差がひどくて毎日確定頭痛のやわらかいダイヤモンドです
今日は僕の妻による、実際に体験した日本の労働マルチの実態についてのおはなしです。皆さん、「マルチ商法」って聞いたことありますよね。
では、労働マルチはご存じですか？聞きなじみがない方も多いのでは。しかもマルチ商法と労働マルチの違いについて知らない方も多いのではないでしょうか？
この記事をご覧ください。
若者を食い物にする労働マルチ 甘い言葉で誘い、違法な低賃金・長時間労働
労働マルチの仕組みが簡単にまとめられています。
ここで、妻が実際に体験した労働マルチの実態を、事細かく説明していきます。
よろしくお願いいたします。執筆者：妻
求職中、バイトルで仕事を探したら「株式会社LIFE」という求人が目に留まりました。
こんなかんじ。「独立、起業」「タワーマンション」「新しいが大好き」のような一見、楽しそうで、将来有望なワードがちりばめられてますｗ
撒ける種はまいとけ、みたいな人をうまく捕らえる見出しですよね。
上記の画像の男性社長、一見バイトを探している人々からしたらフレンドリーで、革新的な自分たちの将来を応援してくれるような画像に見えますよねー。
しかし、自分が実際に目にした真実と、同じような目にあった方々が書かれているブログなどをもとに、この男性社長がいかに悪徳な事業を行っているか、をお伝えできればなと思います。
まずはこれ。この男性社長のHPをご覧ください。
まあ、少しうさん臭さがありますが…
見る人によってはまっとうな経営者に見えますよね
この方のブログも拝見しましたが、セミナーや、パーティなどの集合写真も載せており、経営者として世間的に映りが良く信憑性も上がるのかなと思いました。
しかし、次の記事をご覧ください
上記のタイトルを見てお分かりの通り、この男性社長により若者の貴重な時間を潰す行いが細かく記載されてます。
この記事は長いため、ある程度理解していただけたら。
さて、ここから私の実体験談となります
ある日、バイトでお金を貯めようと思いバイトルなどの求人媒体で仕事を探していた。
それが自分の貴重な時間を根絶やしにされる出来事となった。
それが、先ほどの(株)LIFEという求人情報であった。
後日、面接担当者から電話があり軽い電話面接があった。相手は驚くほど気さくな声で内容は面接と言うよりシンプルな質問だった。まるで友人と話しているような感覚であった。その後、電話面接にスッと通り、来社面接となった。
当日はオフィスカジュアルで面接に望んだ。だがしかし…。
面接担当者は、白Ｔに黒ズボン、これから虫取り行くのか？と言う格好ｗ
しかも、求人情報には○○オフィスと書かれているのに何故か、面接場所は
まさかのデパートの屋上の空中庭園ｗ まあ、この時におかしいなと気づければ良かったが、東京に上京して来たばかり19才…その時は違和感など気づけやしなかったのだ
さて、空中庭園で担当者との面接が始まった。
内容はバイト枠と、そのバイトからステップアップでのちに正社員を目指すタイプの
二択であった。面接担当者は言葉巧みに後者のステップアップに誘導してくるのであった。当時の私は無知だったため、やはりそこでも違和感を感じなかった。
その為、私は後者のステップアップを選んでしまった。
現在になって知ったが、この時点でバイト枠を選択した場合、後日落とされる仕組みになっているようだ。
その日面接が終わり、二日後、担当者から合格の電話が来た。後日、契約書類と仕事の詳細な内容を改めて伺うこととなり、当日私はオフィスカジュアルで向かった。
しかし。。またもやオフィスではなく喫茶店に案内され、簡潔な電子文書であっさり
契約は行われた。その時に口頭ではっきりと、
「アルバイトではなく、業務委託契約である」
と聞かされないのであった(-_-;)
その契約内容の一部が、以下の文書である。
プライバシー保護のため、全文は記載しない。
その後、某企業の有名な商材を商業施設で販売することになる。
私はこの労働マルチでその後二か月ほど働いた。休みなどほとんどなく交通費も出ないため生活費が、ほとんど遠い商業施設へ出勤するための交通費でなくなってしまう、、まさに本末転倒であった。
二か月まとめての給料は片手に収まるなんとも小さな額であった。これなら普通のバイトのほうがよほど稼げるほどのちんけな給料であった。
いっときは家賃を払えなくなる状況に陥った。これでは何のために仕事をしているのかと考えた。
一緒に働いている人は若い人が多く、ほとんどが20代であった。
どの人も誇りをもって５STEPS、８STEPS、というマインドを持ち、笑顔で働いていた。
今考えれば、みんなあれだけの労働時間をあんなはじける笑顔と声で、よくできていたなとぞっとする光景でした。
本人たちはそれが悪徳な労働マルチだということを全く理解しておらず、これを達成すれば経営者に成れるだの、金持ちになれるだのと幻想を抱いていたのだ。完全に洗脳されていて、まったく気づかないのである。私はたまたま宗教系の学校を出ていたのと、友人の父が経営者をしていたのもあって、すぐにこの仕事の違法性に気付けたのだ。
この方が書いた、ブログもぜひ目を通していただきたい。
上記ブログは私が言いたいことをわかりやすくかつDS MAXについてより詳細に代弁してくれている。
このブログを書かれている方も私と同じく労働マルチの被害者である。
このようなブログをネットで多く目にする、それだけ多くの被害者が陰にいるのだろう。
労働マルチには多数の会社が存在する、それが連携しあい、大きな組織に拡大していく。グレーゾーンの仕事のため、日本の警察は取り締まることが難しい。
組織はネズミのようにわいてくるのだ。
私が属していた㈱ダイナミックフルーツも、その中のひとつにすぎない。
ダイナミックフルーツという名前の通り、フルーツを道端で売るという有名な行為があるが、私が配属されたのは、商業施設で某企業の商材を朝から晩まで立ちっぱなしで売り込む仕事であった。
ここでダイナミックフルーツのHP↓と
創始者 長浜大のHP↓をを見ていただきたい。
会社概要 | 国産フルーツ、フルーツ定期宅配、フルーツギフトのダイナミックフルーツ
この長浜大という男、最初に出てきた二谷誠と繋がりあり。
さて、ここまで書いてきて、これを読み「騙される若者が悪いだろ！」とか「それぐらい見極められるだろ！」と思う人もいるだろうが、どうだろうか？
皆は学校で社会の秩序やルール、闇を完璧に教わったわけではないだろう
ここまで読んでみて、あなた方はどう思うだろうか。
終わりに、今回は、働くとはどういうことか。そして、世間の無知でありながらも将来ある若者がこのような求人サイトによってこのような悪い手口をたくさん使い、平気で人を踏み台にし、若者を大人の都合に貶める。そんな被害者を一人でも多くに知っていただきたい、そんな思いから、ブログを書き綴りました。
長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございましたm(__)m
